2016年4月23日(土)、4月24日(日)に札幌プラザ2・5地下劇場で「爆音上映 平成ガメラ3部作-轟音MAX総攻撃-」を実施しました。爆音調整は、”本家・爆音”のboidの樋口泰人さん。ゲストは、平静ガメラシリーズの金子修介監督で上映終了後は「映画塾」でトークライブを実施します。上映作品は、『ガメラ/大怪獣空中決戦』(1995)、『ガメラ2/レギオン襲来』(96)、『ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒』(99)。
急遽、2015年10月にNew York Comic Con 2015と第28回東京国際映画祭2015で特別上映されたガメラ生誕50周年記念映像『GAMERA』(道内初上映)の爆音上映が決定!
また、お忍びで鑑賞されていた『ガメラ/大怪獣空中決戦』『ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒』主演の俳優・中山忍さんが、サプライズゲストとして「映画塾」に登壇決定!
主 催|札幌映画サークル
企 画|札幌映画サークル企画班(SCC内での矢武企画案件の呼称)
企画協力|boid(爆音調整)
後 援|札幌市
音の表情を120%引き出す「爆音上映」
「平成ガメラ3部作」初の爆音上映!咆哮・悲鳴・激闘・・・特撮映画特有の姿<サウンド>が未知のインパクトとして、身体全体を突き抜けるだろう。
(1)爆音上映とは、通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライブ用の音響システムをフル稼働し、大音響の中で映画を観て聴くことです。
(2)映画館やBlu-Ray・DVDでは、わからなかった迫力が爆音によって視覚までもが変容し、小旅行感覚になる。また、プロの爆音調整でなければ、聴こえない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映となります。
第一人者の爆音映画祭ディレクター、樋口泰人氏(boid主宰、映画・音楽評論家)が爆音調整します。
平成ガメラシリーズ
1995(平成7)年『ガメラ/大怪獣空中決戦』が映画界に与えた衝撃は凄まじかった。監督・金子修介さん、特技監督・樋口真嗣さんの続く2作と合わせ「平成ガメラ3部作」と呼ばれます。公開当時、円谷英二特技監督らが世界ブランドに高めた日本の特撮映画の歴史に新たなページを開いた3作品です。
ファミリー映画ではなく、オトナ色に仕上がった物語。精密に計算された〈怪獣災害描写〉。伝統の上に新しい特撮表現を加えた、高い完成度に、いまも目を見張ります。
95年度キネマ旬報ベストテン第6位、同・読者選出第2位。怪獣映画として初めて芸術・文芸作品と肩を並べました。札幌が舞台の『ガメラ2/レギオン襲来』(映画初の日本SF大賞)から20年目の聖地巡礼を“狸小路”で! (16年3月時点での文章)
『ガメラ/大怪獣空中決戦』(1995年/95分)
超遺伝子獣ギャオスが現在日本に蘇った。それを追って、永い眠りから目覚めたガメラも、日本に上陸。福岡から富士山麓そして首都東京へ。東京の空を舞台として、二大怪獣の空中決戦の火蓋が切られた。
出演:中山忍、伊原剛志、藤谷文子、螢雪次朗、本田博太郎
『ガメラ2/レギオン襲来』(1996年/100分)
流星雨が世界各地に降り注ぎ、その一つが恵庭岳付近に落下。5日後、ススキノに巨大な草体と体長3mのレギオン群が現れる。巨大な爆発を伴う巣別れを、飛来したガメラが食い止めるが…。札幌が舞台の作品で鈴井貴之と大泉洋、安田顕も出演。
出演:水野美紀、永島敏行、吹越満、石橋保、藤谷文子
『ガメラ3/邪神〈イリス〉覚醒』(1999年/108分)
「わたしはガメラを許さない」。4年前にギャオスとの激闘で両親を失った綾奈(前田愛)ガメラを倒すことを願ってイリスを育てた。しかし、イリスはギャオスの変異体で、巨大化し人類の脅威に。嵐の中の京都でガメラは最終決戦に挑む。
出演:前田愛、中山忍、藤谷文子、手塚とおる、螢雪次朗
©KADOKAWA 日本テレビ 博報堂 / 1995
©KADOKAWA 日本テレビ 博報堂 富士通 日販 / 1996
©KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂 日販 / 1999
写真:北海道新聞提供
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