2015年3月28日(土)、29日(日)に札幌プラザ2・5地下劇場で、「クチコミ劇場part1」を企画しました。
上映作品は、二宮健監督の『SLUM-POLIS』です。
主 催|札幌映画サークル
企 画|札幌映画サークル企画班(SCC内での矢武企画案件の呼称)
目次
クチコミ劇場の企画意図
⽇本での劇場公開される映画は年間1100 作品近くあります。しかし、道内での公開本数は600 本前後であり、500 作品は道内の映画ファンの⽬に映ることはありません。仮に上映できることになっても、市内劇場は4 館のみです。内3 館はシネマコンプレックスです。常に常設館は過密状態であり、全国公開より上映時期が遅れた作品はレイトショーや早朝になる可能性が⾼いです。そうなると、観られる層は限られてしまいます。
クチコミ劇場は道内外の映画祭やネットで話題になった作品を環境の整った劇場のスクリーンで上映し、制作者が作品つくりに込めた魂をきちんと観客に届ける企画です。作品と観客にとって、ベストな企画を進めればと思います。(2017年3月時点の文章)
上映作品
『 S L U M – P O L I S 』
2014年公開/日本映画/二宮健監督作品/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/110分(完全版120分)
南海トラフ大地震後にスラム街と化した西暦2041年の日本を舞台に、圧倒的なスケールとサウンドで展開する、SFアクション巨編『SLUM-POLIS』。
大阪芸術大学の卒業制作として制作されたこの作品は、今日の日本映画界になにか一石を投じようと、日本映画の新世代を担う若者たちが“本気”で作った渾身の娯楽大作となっています。
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